「なぜ リチャードなんですか?」

2015年2月26日 木曜日

「なぜ リチャードなんですか?」

今は違和感ないですけど、昔はよく訊かれました・・・

大概「話せば長くなるので・・・」とごまかしている。自分でもまさかこのネーミングで10年以上音楽活動するとは思ってもいなかった。

子育てと自営業に追われてギターとは無縁の生活だったが少し余裕ができた頃、先に妻が参加していた公民館のピアノサークルに私も加わってピアノを習い始めた。

2003年、そのサークルが発足十周年の発表会をすることとなりゲストとして女性コーラスサークルを迎えた。そのメンバーにすでにライブ活動を展開していた主婦の歌恋(かれん)さんがいたわけである。

当時、歌恋(かれん)さんは相方の男性ギタリストと組んでおられたと記憶しているが、なぜか私の妻に「ギター伴奏できる人探してるの」との悩みに、軽い気持ちで「主人が若い頃ギターやってたよ」由の発言。


この後の展開は早かった。

まもなく市内のライブ喫茶で再会、「練習して、ここでカーペンターズを一緒に歌いませんか?」「もうユニット名も考えてるんです!」と、そう彼女は大のカーペンターズファンだったのだ。

カレンと言えばリチャードだからと、私が「リチャード」になった瞬間だった。

それから15年間寝かし込んだギターを取り出し猛練習をして初ライブに臨んだ。緊張と恥ずかしさで今となっては何を歌ったかも記憶がない。(名前が馴染まず実名より恥ずかしかった)

しかし、今では私を音楽のある生活に引っ張ってくれたこと、

「リチャード」名付け親として感謝している。


追記:歌恋(かれん)さんは2017年の暮れに病気で亡くなられたと聞いた。私より誕生日が1週間違いのお姉さんだったわけで、もっと歌いたかっただろうなと思うと残念の一言に尽きる。