アンティークの修理

2016年12月30日 金曜日

知人宅の丸テーブルの折れた脚を修理して欲しいとの依頼で持ち帰ってきた。小ぶりな丸テーブルで中心に一本の飾り支柱があって下の方で脚が三叉に別れている、作りの良いおしゃれなテーブルだ。

脚が折れたと言うよりも正確には継ぎ目で外れた状態、一度誰かの手によって接着剤で補修した痕跡があり、接着剤が汚くはみ出してガチガチに固まっている。先ずは接着剤の除去から始めた。

固まった接着剤を削ぎ落として綺麗になった。後は合わせ目に木工ボンドを入れて一日置けばOKだ。

一部にめくれた箇所かあったのでパテで盛り付けた。脚の目立たない場所なので敢えて着色は省いた。

テーブルの飾りスカートも一部めくれていたのでボンドを入れて固定した。

次はこの椅子、ひっくり返して裏から見ると背もたれが甘くなって今にも分離しそうである。木ネジも全く効いていないし4本あるダボ木の1本が折れていた。

新しくダボ木を入れて、後はボンドを入れて合わせるだけ。締め付けネジはもう効かないだろうから、少し長めのものに変えるほうが良いだろう。

4箇所をしっかり締めてこれで大丈夫。

完成した丸テーブルと椅子、大きさがアンバランスなのは、たまたま一緒に持ち込まれただけでセットではないようだ。