
古い道具たち 罫引(けびき)
2022年10月21日 金曜日
これは罫引(けびき)と言って中央の平板に角穴を開け、30センチくらいの長さの角棒が通してある単純な構造。
角棒の左先には小さな刃物が付けてあり、当て板を対象木材に添わせてシューっと動かせばセットした幅で平行線が描けるという優れもの。
スケッチ角度が悪くて隠れているが、当て板にはくさび板が通してあって、決めた幅にセットした角棒が容易にズレないようになっている。
修行時代は先輩のを貸してもらうが、やがてそのうち多くは皆んな自分で作ることになる。
材料は欅(けやき)でとても固く、使えば使うほど光沢が出て今でもよい味わいを醸し出している。